Profile

佐藤寛子 Hiroko Sato

Author:佐藤寛子 Hiroko Sato
ハワイ在住。パプアニューギニアの西ニューブリテン島の言語を研究中
好きなこと:自然の中にいること。探検。

Latest journals

Latest comments

Latest trackbacks

Monthly archive

Category

Search form

Display RSS link.

Link

Friend request form

コーヴェのお祝い (ceremonies of Kove) 2:マタパパウ編 (matapapau)

前回、少しコーヴェのお祝いに関して書きました (コーヴェのお祝い(ceremonies of Kove))

今日は、その中で、子供が初めて受けるお祝いマタパパウ (matapapau)について書きたいと思います。

マタパパウは、初めて村に子供(赤ちゃん)が入る際に受けるお祝いです。って、でも、ほぼ9割以上が村で産まれるので、いつ?と思われるかもしれませんが、このお祝いを受けるまでは、赤ちゃんは、家の外にほぼ行くこともなく、ましては、他の村に行くこともありません。

さて、いつ行われるか?それは、子供の家族によります。村に住んでいる子供の場合は、2歳くらいまでかな?でも、町に住んでいるコーヴェの家族の場合、なかなか、村に行くことがないので、子供が5−6歳になって行うこともあります。

どうやって行われるか?まず、子供(親とともに)は村の外に一旦でて、外から村に入って来ます。そして、親戚の人たちは、お祭り騒ぎ。精霊などの伝統的なものはありませんが、音楽に合わせて、踊って、踊って、踊って。。。。と続き、そして、子供の親は、叔父さんにちょっとしたプレゼントをします。丸焼きした豚の肉を添えて。プレゼントは、町からのちょっとしたものや、食べ物など。そして、叔父さん達は叫びます。「おーーい○○。これからは、この村のメンバーだ。だから、好きに出入りしてもいいし、どこの村に行ってもいいよ」と。

さて、マタパパウは、mata papau と書きます。その意味は、mata = 目、顔、pa = 複数形、pau = 新しい つまり、直訳は、「新しい顔達」ということです。

こちらの写真は、私の親戚の子がマタパパウを受けたもの。叔父さん達が、女性の服を着て踊っています

mata papau


| HOME |


 HOME